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防犯カメラの完全無線化

【一般的には防犯カメラには必ずケーブルが必要】
防犯カメラを設置するには映像信号を伝送する「映像ケーブル」と電源を供給する「電源ケー

ブル」が必要となります。


【ケーブルは無い方が都合が良い】
私たちが防犯カメラやDVR(デジタルビデオレコーダ)等の録画装置を設置する際に気を配る

事柄のひとつとして「そこに設置可能であるか」ということがあります。それは-

  ◆電気の供給が可能な場所にあるか?(電源が近くに存在するか?)
  ◆物理的にケーブル類の配線が可能か?
  ◆そこに設置することで他に悪影響を及ぼさないか?

こうして挙げると、ケーブルに起因する問題が多いということがお分かりいただけると思います。

これを少しでも解決する方法として、1本のケーブルで映像も電気も送れるようにすることも

可能にする「電源重畳」という技術があり、電源重畳ユニット(メーカーによっては「コントロール

ユニット」・「CCU」・「カメラ駆動ユニット」と言います)と電源重畳に対応した防犯カメラであれば

簡単に設置可能です。

ケーブルが少なくなることで前述の問題がある程度解消し、ケーブル費用や工事費用が安価に

なることも見込めます。

尚、ネットワークカメラ(IPカメラ)でも同様のことが可能であり、その場合はPoEHUB(ピーオー

イー・ハブ)を用います。


【それでも最低1本のケーブルが必要】
前述の電源ケーブルを省く方法とは逆に映像信号を無線でモニター側に伝送するという方式も

ありますが、今の技術では映像にノイズが出てしまったり、映像が停止してしまうなどの問題が

多いためあまり普及していないように思います。(弊社では防犯目的で映像信号を無線で伝送

することはあまりお勧めしません)

映像を無線機で飛ばし、電源は太陽光発電などで得るという究極の方法もありますが-

価格はご相談ください・・・

つまり、完全に無線化するということは現時点では非常に難しいです。


【電気を無線で送信する新技術(開発中)】
先月、ソニーが電気の供給を無線で送信することに成功したという情報がありました。

これが成功したことにより、最も必要とされていた電源ケーブルが不要になるという夢のような

話ですが、研究段階ですでに成功しているそうです。

「50cm」までという制限つきですが・・・

あと電磁波による人体への影響ということも非常に気になるのですが、こうした技術が注目されれ

ば実用段階までは意外と早いのかもしれません。